骨粗鬆症とは
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨の密度が低下し、もろくなる病気です。健康な骨は丈夫でしっかりしていますが、骨粗鬆症になると内部がスカスカになり、骨折しやすくなります。
進行すると、背中が曲がる・身長が縮む・腰や背中の痛みが続くなどの症状が現れ、骨折をきっかけに寝たきりになることもあります。しかし、初期の自覚症状が少ないため、気づいたときにはすでに進行しているケースが少なくありません。
こんな方は要注意!
以下の症状や生活習慣に当てはまる方は、骨粗鬆症のリスクが高いため、早めの検査をおすすめします。
✔ 転んで手をついただけで骨折したことがある
✔ 背中や腰が痛い
✔ 若い頃より身長が低くなった
✔ 背中が丸くなり、腰が曲がってきた
✔ 喫煙や過度の飲酒をしている
✔ 両親が骨折したことがある
特に女性は40代以降、男性は60代以降でリスクが高まるため、定期的な骨密度測定をおすすめします。
骨粗鬆症の検査と治療
◆ 検査について
当クリニックでは、以下の検査を行い、骨の状態を詳しく調べます。
- エックス線検査:背骨や腰の骨の変形をチェック
- 骨密度測定(DEXA法):骨の密度を測定し、骨の強さを評価
- 血液検査:カルシウムや骨代謝マーカーを測定し、骨の新陳代謝を確認
◆ 治療について
骨粗鬆症の治療は、薬物療法・運動療法・食事療法の3つが基本です。 骨密度の改善には時間がかかるため、治療を途中でやめてしまう方もいますが、放置すると骨折や寝たきりのリスクが大幅に高まります。
当クリニックでは、患者さん一人ひとりに最適な治療計画を立て、無理なく続けられる治療をサポートします。 「骨折を防ぎたい」「骨粗鬆症が心配」そんな方は、お気軽にご相談ください。