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首の痛み

首の痛みには、以下のようなさまざまな原因が考えられます。

首周囲の筋肉や関節の異常(急性)

筋肉の緊張や血流不良、関節の動きの制限などが原因で、首に痛みが生じることがあります。寝違えや無理な姿勢による筋肉の炎症、頚椎の軽度の捻挫などが含まれます。

神経の圧迫による痛み(急性~慢性)

頚椎椎間板ヘルニアや頚椎神経根症など、加齢や外傷によって椎間板や骨が神経を圧迫すると、首の痛みだけでなく、腕や手のしびれ、力の入りにくさ、細かい手先の動作のしづらさなどの症状が現れることがあります。

口腔内の感染によるリンパ節炎(急性)

口腔内の感染症(虫歯、歯周病など)が原因で、咽頭部のリンパ節が炎症を起こし、首の痛みや腫れを引き起こすことがあります。

上気道感染症に伴うリンパ節炎(急性)

風邪や扁桃炎、インフルエンザなどの上気道感染症により、頸部のリンパ節が腫れ、痛みを伴うことがあります。

急性扁桃炎や急性上咽頭炎(急性)

急性扁桃炎や急性上咽頭炎では、高熱や強いのどの痛みとともに、首のリンパ節が腫れ、痛みが現れることがあります。

その他の感染症(急性~亜急性)

溶連菌感染症や伝染性単核球症など、さまざまな感染症がリンパ節の腫れや首の痛みを引き起こすことがあります。

慢性的なリンパ節の腫れによる痛み(亜急性~慢性)

長期間続くリンパ節の腫れは、慢性炎症や結核性リンパ節炎などが原因の可能性があります。

悪性疾患(慢性)

まれに、リンパ節の腫れや首の痛みが、悪性リンパ腫や転移性腫瘍などの悪性疾患による場合があります。

自己免疫疾患や全身性疾患(慢性)

川崎病やシェーグレン症候群、リウマチなどの自己免疫疾患がリンパ節の腫れや首の痛みを引き起こすことがあります。

首の痛みやリンパ節の腫れが長引く場合や、症状が重い場合は、早めに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。当クリニックでは、首の痛みの原因を適切に評価し、整形外科的な問題だけでなく、必要に応じて内科・消化器科・循環器科などの専門医と連携しながら診療を行います。症状が続く場合は早めに当クリニックへご相談ください。

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