小児整形外科について

お子様は運動やスポーツ中に骨折・脱臼・捻挫などのケガをしやすく、さらに成長期には骨や関節の成長異常・形成異常が見られることもあります。これらの疾患は早期発見・早期治療を行うことで、将来の運動機能の回復や正常な成長をサポートできます。

小児の骨折は、大人に比べて治りが早く、元の形に戻る力（リモデリング能力）が強いため、多くの場合ギプス固定などの保存療法で治療します。しかし、骨折の種類によっては手術が必要なこともあります。適切な治療を行うために、医師同士の連携が重要となり、必要に応じて専門機関と連携しながら最適な治療を提供します。

小児の診断には、問診・身体検査・レントゲンなどを行い、より詳しい検査が必要な場合は専門機関をご紹介します。また、運動中のケガでは、事故の状況や原因をしっかり確認することで、適切な治療と再発防止につなげることができます。

当クリニックでは、お子様の成長に合わせた診療を行い、後遺症を残さないよう細心の注意を払っています。「歩き方が気になる」「関節の動きが心配」「ケガをしたけど大丈夫？」など、お子様のことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。