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リハビリテーションとは

リハビリテーションの語源はラテン語の 「re(再び)」+「habilis(適した)」 で、「再び適した状態になること」を意味します。

当院では 運動療法を通じて、患者さん一人ひとりの体の状態に合った生活やスポーツを続けられるようサポート します。リハビリでは、患者さん自身が 「健康を取り戻したい」 という意思を持つことがとても重要です。その気持ちを大切にし、前向きに取り組めるよう、私たちは全力で支えます。

「運動は運命を変える」— 継続することで体も心も変わる

リハビリでは、 繰り返しの運動によって脳や神経が適応し、新しい動きを学習する「運動学習」の力が重要になります。適切な運動を続けることで、 脳や神経回路が変化し、動きや痛みのコントロールが改善されていきます。

また、 「もう治らない」と思ってしまうと、脳の回復力を活かせません。 逆に、「やれば変わる」と前向きに取り組むことで、体はより良い方向へ変化していきます。

対話を大切にしたリハビリ

当院では、物理療法やマシントレーニングを最小限に抑え、理学療法士と患者さんが対話をしながら治療を進めていきます。

理由は、コミュニケーションが取れない状況では、患者さんが心を開くことができず、本質的な治療につながりにくい からです。

患者さんの生活習慣は多様で、その日常生活の中に、体を壊した原因が隠されていることがあります。 そのため、リハビリ中の会話の中から、治療の重大なヒントが見つかることも少なくありません。 私たち理学療法士は、解剖学や生理学といった医学的知識をベースに、なぜ患者さんの体に不具合が起こったのかを考察しながら治療を進めていきます。 そのため、レントゲン写真や血液データなどの検査結果も適宜参照し、総合的に判断することを大切にしています。 また、理学療法士は 医師をはじめ、他のスタッフとも密に連携を取りながら、患者さんにとって最善のサービスを提供します。

行動が未来をつくる

小さな一歩でも、続けることで大きな変化につながります。 私たちと一緒に、「運動で運命を動かす」リハビリ を始めてみませんか?

参考文献

  1. ウィリアム・ジェームズ(1842~1910) 心が変われば行動が変わる。 行動が変われば習慣が変わる。 習慣が変われば人格が変わる。 人格が変われば運命が変わる。
  2. Doidge, Norman 「The Brain That Changes Itself」— 神経可塑性の研究
  3. Engel, George L. “The Need for a New Medical Model: A Challenge to Biomedicine” — バイオサイコソーシャルモデル (患者の心理・社会的要因も治療に影響を与えることを示した論文)
  4. Watzlawick, Paul 「人はコミュニケーションしないことはできない」 (対話が治療に及ぼす影響についての理論)
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